東京株式市場では、インドやインドネシアを中心とした
新興国経済の経済不振の懸念が起こり、
日経平均株価が大幅な値下がりをしました。
それを受けてドル円相場は97円台前半まで落ち込みをしました。
株価が下落したことを受けて、
また米国の量的金融緩和策が早期に縮小するのではないか
という思惑からもドルが
売られている感じを受けます。
最近では経済に大きなニュースは入ってきてはいなかったのですが、
株価の下落を受けてクロス円通貨は16通貨全て下落したという形になりました。
リスク回避の動きも含まれているのでしょう。
他の動きではオーストラリア中央銀行が公表している
6日の金融政策の発表の議事録が公表されました。
今月6日にはオーストラリアの政策金利は過去最低水準となる
2.5%としたことは記憶に新しいことですが、今回発表された議事録では、
豪ドルの水準が依然として高い水準にあると見られていることが
明らかになり
ました。豪ドルについては今後も下落余地があるようです。
米国ドルの金利については、
これ以上下がらないと見られていますので、
心配は無いのですが、豪ドルについては
金利もこれから下落する余地もありますので、
引き続きの下落トレンドは変わらないようです。
米国ドル円は米国の経済状況が良くなって
ますので、
超長期的に見ると上昇していく機運はあるでしょう。
他国の経済状況
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